ONLINESHOP

2011-10-07

リップ すてぃーぶじょぶす"


やっぱり具合悪かったんですね。

それで次世代iフォンでるのがおそかったのかな?

彼の死はやはり避けて通れないので
ここに書きながら自分の過去とリンクさせてみようと思います。

プロフィールによく書くんだけど、私とアップルつまりマッキントッシュとの出会いは
衝撃的なもので、もし出会わなければ自分の思いをここまで形に出来なかったかもしれない。
そう思います。

高校3年の冬、地元の先輩が「世界最高速のノートパソコン」と言われたPowerBook G3をいつもの
溜まり場に持ってきた。
イラストレーターで絵を描いたりフォトショップで写真加工したり。
私はとにかく一目ぼれ。

マックにイラレ入れてフォトショ入れればなんでも出来ちゃうんだって
とにかく興奮しましたね。
(当時はマッキントッシュにしかアプリ入れられなかった)
そのためにバイトして、バイトして
買いましたよ、バイオ。
、、、、、、、、、、

人生最大のミスです。


なんでバイオ買っちゃったんだろーなー。

当時の広告のせいだろうなー。


バイオじゃ何も出来ない
(絵もかけないし、写真も加工できない。起動したとたんにとにかくつまんなかった)
ことに気がついて、
マック持ちの先輩に、マックはいくらで買えるのか相談。
余裕で当時は(14年前くらい?)50万円超えでしたね。

バイオローンとマックローン。
無理でしょ19の小娘に。
撃沈ですよ。

がしかし、
ない頭使って考えましたよ。
どうしたらマッキントッシュに触れるか、、、。
どうしたら触れるか、、(もう変態)

っひらめいた!
仕事ですよ。仕事!
マック触る仕事につけばマック触れるじゃないですか。

求人誌よみあさって、面接!からーの→落選。面接→落選の繰り返し。

このままじゃどう考えても受からない。
どうしよう。

だって募集はみんな「マック使える人募集」。
正直に「マックが触りたいので応募しました!」じゃ落ちますよ。

そんじゃぁ嘘つくしかないじゃない。
「マック使えます!」
某出版社に見事合格。

そこから私のマック人生が始まったわけですね。

とにかく楽しかった。
触れば触るほどとにかくおもしろかった。

そんな最中、私でも買えるマッキントッシュが次々と登場したのですよ。
それがi-mac。
懐かしい、、、。
音楽、イラスト、写真、動画。
なんでも出来るスーパーPC。
楽しくてしょうがなかったですね。
特に学校にいったりしたわけじゃないんだけど、
知り合いのデザイナーさんの作業風景をただひたすら見てたりして。

なんだろうな、あの感情。
マックに触ってたり、触ってる人見てるだけで
ドキドキ高ぶるんですよね。

興味本位でニューヨーク行った時に知り合った人もみんなマック使ってた。
スケボーのビデオ作ったり、Tシャツのデザインしたり、ブランドのロゴマーク作ったり、
フリーペーパー作ったり。

自分の中でニューヨークで実際そういうストリートカルチャーをマックで形作ってる現場を
見れたのは大きいですね。

とにかくみんなかっこよかったんだもん。

そんで、どうにかパソコン駆使してデザインできるようになって、
ご飯も食べれるようになって。。。

でも気がついたらパソコンでデザインすることは
誰にでも親しみのある、
言ってみれば誰にでも出来ること!になっちゃった。
ちょこっとパソコンできれば、それなりに完成されたものが出来上がる。

あれ?って思ったよね。
つまんねって。

そこから手書きでデザインするようになった。
手で書いたものが一番かっこいいって思うようになって。

もちろん、今でもパソコン使います。
仕事の内容によっては100%パソコン。100%イラレとフォトショ。

でも完全に自分の作品の時はデータに取り込んで、加工したりする場合もあるけど、
ベースは手書き。
壁画は100%手書きww

その事に気がつかせてくれたのがマック。アップル。

私をデザインの世界に、直感や感性の世界に
引きずり込んでくれたのがスティーブジョブズ。

特に彼に興味はないけど、彼が直感や感性、創造力や楽しむ心
オンリーで作り上げた世界が
私を作り上げてくれ、
リンクしているのかもしれない。


そして今日の私は、
楽しい事、好きな事が一生続けていける仕事になるという事を
大人になればなるほど実感して
私の大切な娘に伝えて行こうと思っています。

ありがとうスティーブジョブズ。
これから定期的に与えてくれた刺激は
誰が与えてくれるの?


R.I.P Steven Paul Jobs


0 件のコメント: