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2017-12-13

【主婦のNYひとり旅行記・第4回】私を混乱の淵に立たせたアメリカ国民行事

全く前情報を入れずに行ったNY

流行りの店に行きたいわけじゃないし、インスタ映えしたいわけでもない
むしろまだ見ぬ[リアルNY]を感じたいのだ

土地勘や、大まかな場所、所要時間、地下鉄の配置なんかは少しは頭に入っている

MoMAが当時と場所が違うのでそれだけは調べたが
あとは風の吹くまま気のむくまま、とにかく歩いて歩いて
自分の嗅覚を研ぎ澄ませたい

そんなスナフキンのごとくアメリカの地へ降り立った初日

どこの店にも「Thanksgiving」と「Black Friday」の2文字が躍っている

どちらもなんとなく聞いたことがあっただけで
詳しくは知らない

まぁThanksgivingは祝日で
Black Fridayはマルコとマルオのなんとかみたいなセールの日だろう
と適当に流してしまったのが運の尽きだった


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Thanks giving

11月23日祝日
感謝祭。どの店も閉店、会社も休み
家族や親戚が集まって皆でターキーを食べる
日本の正月のような位置づけ



Black Friday
11月24日(金)
爆買いの日
国を挙げた一大セールの日
夜中から夜中まで四六時中店がオープンし、目玉商品を売り出す
過去には死人も出ている
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私の滞在は11月20日夕方から25日の午前中。
実質NYを楽しめるのは21、22、23、24の4日間だ
その後半2日間をアメリカ巨大国民行事に見舞われている




滞在3日目の23日朝
いよいよ替えのパンツがなくなった

近所のコインランドリーをググると800m先に朝の6時半からやっている店がある
よし、行くとするか

時差ボケであまり眠れず早起きの私は
朝の7時にはホテルを出てコインランドリーへ向かっていた


あれ?シャッターが閉まってる?

張り紙「Happy Thanks giving day!」



まじかよ。



すると通りすがりのおじさんが言った
「今日はサンクスギビングだから休みだよ~ん」

おージーザス!
なんだよサンクスギビングって!!
(ピコピコ----wikiり中------------)

感謝祭?ほとんどの店が休みだと?デパートも美術館も休みだと?
今日は楽しみにしていたMoMAの日だぞ?
どうしてくれるんだよーーーーー、ジーザスーーーーー感謝なんかできるかよー!
私のばか~!!!




思くて臭い洗濯物を抱えたまま
トボトボとホテルにUターン



すると小さなカフェが目の前に現れる
一度通り過ぎる

店内は誰もいない
店員らしいキャップをかぶった女の子が一人、コーヒーを淹れている

ここはやっているのかい?
うんやってる


ここはひとつ美味しい朝ごはんでも食べて
元気を出そうじゃないか


古めかしい重たいドアをゆっくり押して入る


このドアの先に
私のハートを射止める出来事が待っていたなどとは
その時は知る由もなかった






数時間後
タイムズスクエアでメイシーズ主催のパレードが壮大に行われると知り
カフェのおかげで心も体も軽くなった私は一目散に出かけて行った



予定はすべて狂ったけど、このパレードが見れたのは本当にラッキーだった








かなり広い範囲で道路は通行止め


欲を言えばポケモンバルーン見たかったな
(パレード知らなかったくせに人間はよく深い)











翌日のブラックフライデー
セール会場が苦手(欲しくないのに買っちゃうのも嫌だし、人ごみが大の大の苦手)ではあるが
これは神からのお告げなのだと思い激しく安くなっているだろうSOHOへ向かった

SOHOはハイブランドからストリートブランドまで
どんなブランドも路面店という形で出店されている
買い物の宝庫だ

今日は臨時営業時間の店がほとんどで
NIKEなんかは朝の4時からオープンしている


到着したのが10時

すでに街はお祭り騒ぎ!

ひ、ひ、人が多すぎる!

碁盤の目になっている地理も相まって
二度と同じ店に舞い戻ることができない

しかもゆっくり選べない上に
どの店も値札が付いてなくて
客に対して極小の店員に
いちいち値段を聞かないとわからない
話しかけるのも一苦労


ものの30分で人酔いと疲労で死んだ



やっぱり私には無理だ
買い物をするぞ!っていう意気込みが足りなかった





どうせ楽しむなら月曜の午前中みたいな雰囲気のSOHOがいい(泣)

静かなSOHOがいい


はぁ、また予定が狂ってしまった
今日は最終日。








お腹すいたーーーー!!!










空いてると思った店は並んでる
(チャイニーズ多め)






シュプリーム
「..トランジット。」と言って
やる気のない店員が10人くらいしか並ばせてくれない
パパにお土産買おうと思ったのに!











※出産ちょこっとブログ第1回〜9回まで過去記事にて読めますので
ぜひお時間がありましたら暇つぶしに読んでくださいませ


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2017-12-12

【主婦のNYひとり旅行記・第3回】小話じゃがりこ、小話ポテトS

じゃがりこ

行きの機内でCAさんと英語のウォーミングアップをしようと思ったが
ほとんどが日本人だった
そして乗客もほぼ日本人
まぁ向こうへ行ったらいやでも英語を話さなければならない
ここは13時間のフライトを楽しもうじゃないか
出発まで通路側の席を陣取り、おとなしく座っていた私
ふと目の前から歩いてくるピチピチのスパッツを履いた白人女性と目があう
私の席は3席シート
まだ誰もやってきていない

予想は的中

案の定「エクスキューズミー」と言って私を横切り窓側の席へ着席する彼女

誰も来ないのが理想だったが
真ん中のシートが1席空いているだけで
儲けもんだ

しかし彼女とのやり取りが気になる

私は人をまたいで席を立つのが嫌で通路側にしたが
同時に彼女を通してあげなくてはいけない

またいで頂くのは何ら問題ないが
彼女が声をかけづらい状況を作ってしまうのが
逆に、逆に気がかりだ


これはコミュニケーションウォーミングアップとしては
絶好のチャンスだ
「おトイレいつでもOKよ!」という雰囲気を作れるし
言葉は通じないが、あわよくば
打ち解けられるかもしれない


離陸から2時間ほど経った頃、話しかけるタイミングを見計らって
空港で買ったじゃがりこをスーッと差し出した

彼女は離陸からずーっと無印のお菓子やらなんやらを食べ続けている
お菓子が好きなんだな。お菓子好きにじゃがりこ嫌いはいないはず

彼女は一瞬「ん?」という顔をしたが、私のぎこちないスマイルにすぐに
おすそ分けだと気がつき一本摘んだ

Thank you so much!」

どうやら喜んでくれたようだ

「もっとどうぞ、よかったらごっそりとって食べなよ!」
みたいな手振りをしたら

「もう大丈夫、ありがとう」
と丁寧に断られた

あぁよかった。
これでトイレも気軽に行ってくれるだろう
会話は続かなかったけど
心の壁を自分自身クリアできることができた

まぁあんまり仲良くなると残り10時間が気まずくなるしな。
よしよし








数時間して夕食の時間がやってきた

鶏肉か魚かを聞かれ、順番に配膳される


と、彼女がCAを呼んでいる

盗み聞きするつもりはないが、この狭い空間ではすべて筒抜けだ






「すみません、ベジタリアン用の食事に変えてもらえますか?」





.
.
.



!!!



ものすごい速さで私はじゃがりこの成分表を見た





わ、わ、わからない。彼女が大丈夫かどうか成分表じゃわからない



あぁ!こう言う事があるのか!
ジーザス!



でもじゃがいもだ!原材料はじゃがいもだ!
味付けもサラダ味だ





反省と不安の面持ちで
恐る恐る彼女の顔を覗き込む




「ノープロブレム!」
と彼女

「ノープロブレム!(じゃがいもだよ)」
と私


彼女はビッグスマイルでうなずいてくれた




滞在中、彼女のじゃがりこを持った時の言葉が忘れられなくて
お礼をするときは彼女を真似た

「Thank you so much!」




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ポテトS

私の宿泊先はブルックリン地区。
マンハッタンとは川で隔たれている
位置関係や治安でいくと葛飾足立のようなイメージだ
とある夜、ホテルに戻るのが10時を過ぎ、夕飯もまだ済ませていなかった

ブルックリンの繁華街フルトンストリートでもすでにレストランなどは閉まっており
開いてるのはマクドナルドのみ

経験上NYのマクドナルドで親切な店員に会った試しがない

今回は絶対にマックで食事をするのはやめようと決めていたが
こればっかりはしょうがないとやや暗い気持ちで入店

やっぱりだ

雰囲気は最悪である
地元の悪そうなキッズと態度の悪い店員
癖の強い老人にホームレスの物乞い
黒人ではない人種は私一人

もちろんジロジロとガン見される

私の番になり
この時間からハンバーガーを食べる気にもなれず
「すみません、ポテトSサイズください」
と注文する

「え?何?何サイズ?」

Sサイズ」

「は?」

10回くらいやり取りしてどうにか注文完了


そこから15分。ポテトが出てこない
目の前にポテトは揚がっている
ポテトが出てこない

店員はジュースを飲んだりパンケーキを食べたりしている

私の後ろの後ろの人まで出来上がってみんなお持ち帰りしている


私のSポテトは出てこない


ようやく気が向いたのか紙袋にポテトを入れてくれ
冷えたポテトをゲットすることができた


こう言う事か
そうかこう言う事なのか



悲しさと悔しさで仏の美香もムカついた


店員たちの目はみな、死んだ魚の目をしていた









2017-12-09

【主婦のNYひとり旅行記・第2回】Back to the Future〜時を超えて自分に出会う

さぁ旅の始まりである

15年ぶりに1週間ひとりきりなのだ
それも場所はNY
とびきりのシチュエーションではないか

英語も荷物もほとんど前日に準備するだけで
NYの前情報も何も持たずに出発

旅の目的は少々の買い物と今のアメリカを見ることと
何かとの出会い。そしてMoMA。
でも一番の目的は新しい自分に出会う事
観光地らしい観光はできたらするというくらい


昔は5万円のDelta格安航空券だったけど
今回は少し大人になってANAでいく

成田までの電車の中、少し寂しくなって家族へLINEをした
でもまぁ私の冒険心を呼び覚ますべくここからはすべてひとりだ
気づかぬうちに主人や家族という鉾立てに守られていたんだとふと気がつく

15年前の私と今の私とのご対面の時
NYへのワクワクと自分へのワクワクを抱いて飛行機は飛び立った


JFK空港到着 現地15時半
あまり眠れず、頭も冴えない

NYは東京と変わらぬ気候だった
極端な気温の変化はない


空港に並ぶイエローキャブにホテルのアドレスを伝えて乗り込む
ドライバーは中東系。英語は片言だが、私の100倍は話せる

今回決めていたのは
わからない時はすぐに人に聞くこと。
自分の気持ちははっきり伝えること。
思ったらすぐに会話すること。

会話をしてもっとNYを感じたいと思っていた

そこで大変便利だったのがGoogle翻訳アプリだ
これが優秀だった(もちろんグーグルマップは私の唯一の同伴者)

文字の打ち込みでも音声でもすぐに反応して瞬時に翻訳してくれる
翻訳内容がどうかはわからないけど
問題はそこではない
コミュニケーションだ
レスポンスの良いコミュニケーションが大事なのだ

15年前にこれがあるのとないのでは雲泥の差だったなと
今のテクノロジーに感謝する

もちろん成田でwifiルーターを借りていった
私の現地での持ち物はスマートフォン、モバイルバッテリー、wifiルーター、財布、クレジットカード
これだけ

早速ドライバーさんと話をする

私「道混んでますね」

ド「うーん今日は混んでますね。どこから来たんです?」

私「東京です」

「東京も混んでるっしょ?」

私「イェァ(はいの意)~混んでますよ~」
(しょっぱなから「イェァ」を言い始め、最後まで「イェァ」で切り抜けた私。なぜ「イェァ」かはわからない。英語が、アメリカが、NYが私をそうさせた)

30分くらい閑静な住宅街を眺めると
マンハッタンのビル群がうっすらと見えてきた


きたきた。これこれ!ぞわぞわするぜ。


夕暮れと摩天楼。ライトがぱきっと光る










あれ?


なーんか。



なーんか思ってたんとちゃう。思ってたんとちゃう
なーんか見た事ある雰囲気だぞ。。。


私「マンハッタン見えてきましたね。あの高いクリスマスカラーのビルは何?」

「ん?あの赤いやつ?あれは~エンパイヤステートビルやね」

私「あぁエンパイヤーね!もしかして〜LEDライトに変えた?」

「そうや!何年か前に全部LEDに変えたんや。きっれいやろ~?」




うーん、綺麗だけど。綺麗だけどもー。

「スカイツリーにクリソツだな」

なんかパキっとしちゃって、以前の摩天楼の雰囲気と違う

LEDって環境にはいいけど見た目はみんな一緒に見えちゃって、この先どんな街もみんな同じような街になっていってしまうのかな?




でもめっちゃ綺麗(惚れ直す)



15年前は空港から乗り込んだタクシーの中で不安を抱えてNYの街並みをしかめっ面で睨むように見ていただけだったのに、今はこんなに会話(大したことない)もできる淑女(大げさ)になり、私のつたない英語力にも手応えを感じ、ブルックリンのインディゴホテルのチェックインも難なくクリア


これから5日間お世話になる部屋もまぁまぁだし
お腹も減らないから世界1の喧騒へ繰り出すか!


と、意気揚々と夜のタイムズスクウエアに消えていったのだった












【NY寫眞館/シャシンカン】

イエローキャブの車窓から。
住宅街


イエローキャブの車窓から。
マンハッタンの夕暮れ



ブルックリン フルトン・モール

マンハッタンもそうだけどジムがすごく多かった






ここら辺はさすがブルックリン、ダウンタウン。
下町感ありますね

西松屋的なショップです
私はここで子供服を山盛りゲット








マンハッタン タイムズスクエア

一番目立つところ=広告費が高いところにはH&Mが。
NYもH&Mのひとり勝ちという感じでした



買うの忘れたー




偽物のマスコットがいたるところに蔓延っており
フレンドリーに近寄ってきます
ニコニコしているとマスコットに囲まれ
インスタ用にと写真を一緒に撮ると
そのあとにチップを強要してきます

客ひとりに対してマスコット5人がお財布を鞄から取り出しているのを
待っているという地獄絵図を人ごみで目撃しましたw
多分中に入っているのはメキシコ系の人たちだと思われます

写真を撮ったら必ずチップをあげてね









この看板を見てすぐにダウンロードしたのは私だけじゃないはず




15年前よりも派手になっている気がします











平均年齢50歳オーバーのママたちのパフォーマンス
見事なダンスを繰り広げてました
ちょっと感動しちゃった
おばさんが頑張ると感動するのかも






ロックフェラーセンターのスケートリンク
到着してすぐに観光名所かなり回っちゃったかも



















※出産ちょこっとブログ第1回〜9回まで過去記事にて読めますので
ぜひお時間がありましたら暇つぶしに読んでくださいませ


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