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2017-01-24

【出産チョコっとブログ第4回】 入院食はホテル並み

今回の病院を選んだ理由は
何を隠そう「無痛分娩できるから」だが
ここの病院のごはんが
ホテル並みに美味しいと自社のサイトにも書かれていたし
口コミサイトにもたくさん書かれていたので
楽しみにしていました

なので入院患者とは思えない意気込みで
全食シューティングしてやりましたよ!!

そもそも病人じゃないのでメニューにあまり気をつかうこともない。
という産科ならではのサービスの一環であるようです
(上から目線)

ではどうぞ!


入院当日の夕飯
(まだ産んでいません)








出産当日のおやつ
(産んで30分後くらい。分娩台で食べました)




出産日の夕飯
(4時間後くらい)








入院2日目朝食




入院2日目昼食
(私的ランキング2位)



入院2日目おやつ




入院2日目夕食






入院3日目朝食



入院3日目昼食



入院3日目おやつ




入院3日目夕食







入院4日目朝食





入院4日目昼食
(私的ランキング3位)





















入院4日目夕食
お祝い御膳
(私的ランキング1位)

2名分のフレンチコース料理
子供達のお料理も追加オーダーできて
家族4人でゆっくりお食事
(追加分有料)

とても美味でございました






入院5日目朝食
(退院当日。クリスマスイブ)




毎日毎回美味しいお料理が振舞われて
幸せなお食事タイムでした
ボリュームもありました
写真が下手で1/3くらいしか伝わらないのが悲しい
退院してからも「今日の朝食は何かな〜」なんて考えちゃいました

シェフ、ごちそうさまでした
(上から目線)





〜おまけ

クリスマスウィークだったので
お小水コップもこんなに可愛かった❤︎
おしっこ入れるの申し訳ないわぁ



【出産チョコっとブログ第1回】 無痛分娩したったー!(前半) http://tees-d.blogspot.jp/2017/01/blog-post.html

【出産チョコっとブログ第3回】 無痛分娩したったー!(後半) http://tees-d.blogspot.jp/2017/01/3.html

【出産チョコっとブログ第2回】 妊娠と育児に背中を押された私の夢 http://tees-d.blogspot.jp/2017/01/2.html

【出産チョコっとブログ第5回】家族を超えてゆけ 一人を超えてゆけ http://tees-d.blogspot.jp/2017/02/5.html




2017-01-17

【出産チョコっとブログ第3回】 無痛分娩したったー!(後半)

眠剤を飲んだにもかかわらず
微弱な痛みで起きてしまった

夜中3時

おしるし(軽い出血)はとっくに来ていたので
いつ陣痛が来てもおかしくない状況である

「いよいよ来ちゃったか」

迷わずナースコールをプッシュ

すぐさま分娩台に乗り、麻酔を注入

もちろんだ

痛みをこれ以上感じる前にもちろん麻酔を注入してもらわねば

(痛さのレベルによって麻酔をどんどん足していく。この時点では
注入はしたけれど、まだまだ弱めの麻酔薬である)


麻酔は5分程度で効き出す
弱めの麻酔でもすっかり痛みを感じなくなり
夜中の分娩台でひとり天井を眺める

はぁ。いよいよか。
すっかり痛くないけど
陣痛はやってきているのだろうか?

『無痛分娩』
麻酔薬を背中から入れて下半身を麻痺し
陣痛の痛みを感じない、もしくは最大に弱めて
自然分娩する
(麻酔薬とその人の相性などで痛みは
人それぞれと先生は言ってました、あしからず)


自然分娩
陣痛という「痛み」をバロメーターにして
自然の流れで分娩する
自分の体なのに自分ではない何かに突き動かされ
自然界と一体になる感覚すら覚える

いよいよ出てきますよ〜
私この世に出てきますよ〜
もう頭とか出ますよ〜
の赤ちゃんのタイミングで
母ちゃん側がいきんで出す方法

もちろん痛みをそのまま受け止める
痛み止めもクソもない
いや、クソはある場合がある
(わかる人にはわかる)


無痛分娩は陣痛をほぼ感じないので
目の前にそびえ立つ富士の山頂を
何を基準に登り切るのか

陣痛監視装置をバロメーターに登り切るのだ

陣痛監視装置
お腹に巻いた機械から陣痛が来るとグラフが山になったり
弱まると谷になったりする機械

説明が長くなったけど
この陣痛監視装置を凝視する必要が
無痛分娩にはある。痛みがなくてどこまで進んだかわからないからだ
(私的に)


静かな分娩室で
私は天井とこの陣痛マシーンを交互に眺めて
陣痛の痛さに怯えながらも
これまたのほほーんと心待ちにしていた




「ウーーンうーん!痛い!痛い!」




この病院は分娩室がふたつあり
私が入った時にはもう片方の分娩室は空だったが
どうやら産気付いた妊婦さんがやってきたようだ

隣でうなり声がする

私は耳をダンボにしてお隣さんの様子を盗み聞きしていた


「イターーーーーイ!」
「イターーーーーイ!」

結構痛そうだ
私の経験上、痛いと言ってしまうと痛さが増すようなきがする
しかし痛そうだ

「ウーーーーーーーン!」

この感じは初産婦さんかしら
結構取り乱している
しかも付き添いの旦那様に少々キレ気味だ


こんな痛がっているんだから
これは自然分娩だろう


しかしもしこれが無痛分娩だったら。。。。。

結局痛いのだろうか
無痛分娩って結局痛いのだろうか
痛いってどのくらい痛いのだろうか
自然分娩の半分くらいか
いや1/3くらいか
もしかしたら「痛い」の種類が違うのか
いやだ
いやだ
少しでも痛いのはもういやだ
10万円多く払ってるんだからいやだ
お願い!お隣さんが自然分娩でありますように!


2時間くらい自分の体調はよそに
お隣さんの分娩に耳をそばたてた

そして生まれた時には
感情移入してしまい、やったー!
と感動してひとり涙を流した

よかったよかった


すると分娩を終わらせた先生が様子を見にきてくれた

先生「かのやさんどうですか?」

「感動しました」

先生「え?」

「あっ、いや音沙汰なしです」

先生「痛みはまだ来ないですか?」

「まだ来てないようです」

先生「痛くなったらすぐに言ってくださいね。麻酔追加しますから」

「先生!それよりお隣さん自然分娩ですか?」

先生「いえいえ、無痛分娩です」

「え!!!ものすごく痛がってたんですけど!!!」

先生「うーん、人によってそれぞれなんですが、
初産婦さんだと無痛でも多少痛く感じる場合もありまして
コショコショ。点滴でもとても痛いと感じる方もいるので。。。」



なるほど。



痛みに弱いタイプだと。
そりゃ無痛分娩選ぶわな。
けど自然分娩に比べたら早かったし痛くなかったはずだ。
(もしご本人がこれを読んでたらゴメンなさい!)

でも多少なりとも痛さはあるのか。

複雑。ものすごく複雑。





そんな眠れない夜を過ごして朝日が昇った


朝7時
陣痛が来ないので陣痛促進剤を投与

しくしくと痛むらしい

1時間経過
確かにしくしく痛み出した

「すみません!痛いのでお願いします!」

麻酔薬を追加


9時
夜勤の助産師さんから日勤の方にバトンタッチ

助産師さん「かのやさん!スクワットやりましょうか!」

「え〜」

「しゃがんだりすると進行しますから!子宮口6センチ開くまで頑張りましょう」

「。。。はい」

無痛分娩は子宮口が6センチ開くまで弱めの麻酔を打って
多少の痛さは我慢するのが一般的みたいです
私の場合、弱めの麻酔でも効きが良くて
陣痛が進まないらしい

ちなみにフィナーレを迎える全開は10センチ
痛さもそれに比例して痛くなる

6センチだと「イテテテテ」と屈んでしまうくらいの痛さ
自然分娩だとMAXから1/3程度の痛み




すると再び隣の分娩室から!
「痛ーーーーーーーーーい!」
「あーーーーーーーー!」


え!え!またか!

助産師さん看護師さん総出でいなくなる


またもや耳をダンボにしてお隣さんの様子を盗み聞き


これまた結構痛そうだ!
今度も初産婦の無痛か!
頑張れ!頑張っておくれ!

助「はい、いきんで!そのまま息を吸ってもう1回いきんで!」
助「そうそうゆっくりね!もう1回いきんで止めて!」

隣の妊婦さん「ううううーーー!」


「オギャー!!」

助「おめでとうございます!頑張ったねー!」


よかったー生まれたー。
母ちゃん頑張ったねー。よくやったよー!
(顔も見たことがない)


隣の妊婦さん「痛い!!」

え?生まれたのにまだ痛いのか?

先生「これはどうですか?」
隣の妊婦さん「痛いです!」

え。もしかして縫ってる?
(出産はあそこが裂けるので産後すぐに縫う)

麻酔効いてるのに縫うとき痛いってどういうこと?
やだ。無痛分娩痛いじゃないの?
やだ。無痛も痛いじゃないの!





分娩を終えた先生がまたしても登場

先生「かのやさ〜ん。どうですか〜?」

私「また感動しちゃいました〜❤︎
じゃなくて、まだそれらしい動きはありませ〜ん」

先生「そうですかー。夜中に生まれちゃうかなーとドキドキしてたんですけどね!あははは」

私「先生!そんなことより今の方は!」
先生「経産婦さんの自然分娩です!!!」



なるほど〜。


自然分娩〜。そりゃそうだよな〜
そりゃ麻酔もしないで縫えば痛いよね〜。

しかも経産婦さんはお産が早いから
逆に痛いんだよね〜。
わかりますわかります、私もそうでしたから。


はい。ひと安心。



するとパパ登場

パパ「どう?」

私「まだ来ない〜。私ここで2人もお産立ち会ったよ。。。」



12時
分娩台の上であぐらをかいて
テレビをボーーと夫婦で眺める


先生「かのやさん、どう?」

私「ぜーんぜんこないんですけど、本当に陣痛きてるんですかねー?」

先生「これみてください(陣痛マシーンを指差して)。今陣痛マックスですよ。
一番痛い時ですよ!」

夫婦「!!!!!!!!」

先生「麻酔効きすぎてますね〜」

私「痛みがなさすぎて申し訳ないくらいです」

先生「かのやさん麻酔効いちゃうタイプみたいです。あんまり効いちゃうと
陣痛がなかなか進まないからちょっと麻酔の種類を変えようかな」

助「とりあえず、お昼ご飯出てますので旦那さん代わりに食べちゃってください」

パ「はい!」

私「え!」



まじか。



13時半
麻酔が切れ始めたタイミングで種類を変えるかどうか
助産師さんとたわいもなく話す

パチン!


は!

私「。。。破水しました!」

まさかの破水
破水でもすればすぐに生まれるのにねー
って助産師さんと話してたばかり

助「え!あら!ここからお産早いよ!どんどん進むよ!
麻酔変えてる場合じゃないね!一番強いのどんどん入れよう!」

「お願いします!!!」

突如入った戦闘モード!

私「麻酔効くまでに何分かかりますか?」

助「5分くらい!」

「了解です!」

とりあえず5分は我慢すれば麻酔様が助けてくださる

しかしなぜこのタイミングで破水だ
麻酔が切れているこのタイミングでなぜ!


いてぇいてぇの来たよ。
今回痛くないようにしてきたから
急にいてぇの来ると免疫がなくて
すごい痛く感じる
しかしいてぇよー!いてぇよー!麻酔様〜〜!!!

ものの3分足らずでさっきまで楽しく話していた助産師さんが
勝負服に着替え
分娩台はガンダムみたいに変形した

するとまるでさっきの痛みが嘘のように
すーーっと消えていく

だが!いきみだけは自然に押し寄せてくるのだ

いきみが来たらうーーんと1回力を入れて
そのまま息を吸ってもう一度いきみます!

助産師さんの助言に従ったが
なかなかいきめない

とにかく深呼吸を繰り返してばかりで
肝心の力を入れられない

自然分娩なら痛みに任せて
いきんでしまえー!とめいいっぱい力を入れて
出そうとする所だが
後押しする痛みがないので
自分で力を入れなければならない

だけどこのまま力を入れてしまったら
裂けるのが目に見えた
例えるならば
1週間近い便秘で
ものすごく力を入れるんだけど
硬くて大きすぎてなかなか出ない。
いよいよ出るかーという所で
うわー絶対裂けるな!いやすでに裂けてしまったかもしれない!
の10倍くらいの感じだ

徐々に、徐々に力を入れてゆーっくり出したい。。。

目をつぶり、自分の中の感覚と赤ちゃんと対話しながら
裂けないように力を入れる

助「かのやさん!頭見えてますよ!ほら髪の毛触りますか?」
私「ウーーーーン、いやいいです!(青筋立てながら」

すると頭部が半分出たか出ないかあたりで
「。。うんぎゃー。。。。うんぎゃーー。」

助「あ!泣いたw」

「え?泣いた?」

こもったような泣き声が聞こえた

まだ口は出ていないのに私の膣の中で泣いているではないか!
気がはやい!
あなたまだ出ていないのよ!

すると肩が引っかかったものの
するっと出てきた!

助「おめでとうございます!」




。。。はぁ。。。生まれたかぁ。。。




破水してから15分たらずのお産だった



だが長かった
妊娠した日からこの日まで
本当に長かった

やっと会えた、我が娘




助「かのやさん、分娩とってもお上手でしたよ!」

社交辞令でも嬉しい褒め言葉だ



「はい。お隣さんのお産2回も聞いてましたから」





〜あとがき〜
無痛分娩はなんとも不思議な感覚でした
麻酔が切れたタイミングで破水し、急遽MAXの麻酔を入れるまでの数分間が
痛かったものの
(これは私の麻酔が効きすぎて作戦変更しようとした
タイミングだったので不運だったとしか言えない)
他は軽い生理痛レベルの陣痛しか体感しませんでした

しかし、これは自然分娩を経験したがゆえに言えることかもしれません
あの壮絶な痛みに比べたら。。。ということかもしれない
経産婦の無痛分娩はお得感がすごい

それと最後の赤ちゃんを出すいきみは
痛みがない分、自分のさじ加減でいきむので
経験していた方がうまく上手に産めるかもしれない
うまくというのはあまり裂けずにということ
まぁ裂けたんだけどね。
(前回、前々回と同じ所)

それと、いらない力が入ってないので
産後の筋肉痛や疲れがあまりなかった
体力消耗しなかったみたいです
それとそれと
産後の回復が早いです
傷口も浅いし
腰痛や骨盤の痛みが少ないし


つまり無痛分娩ははなまる。
初めてでも気兼ねせず利用したらいいと思うよ、わたしゃ。





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